トップ > 世界で一番子供が可愛い国:ラオス


世界で一番子供が可愛い国

ラオスについて・・・


意外とすんなり国境線を越えた。 ラオスのボーダーで何度もガッツポーズを繰り返した。巨大な ゴミタメ=中国から脱出できたのが何より嬉しかった。

「憎めない国ですよ」

「僕は嫌いじゃないな」

ラオス経験者に この国のことをきくとこんな答が戻ってきた。これじゃよくわからんので ガイド"地球の歩き方、東南アジア"を開いてみた。

「ラオスには特に これといったものはない。しかしラオスに行った人はみんなこの国を 好きになって帰ってくる」

・・・よけいにわからん(汗)

とりあへず 歩いてラオス通貨(キップ・・・一元(13円)=500k 1円=33kくらい) に両替する。うれしいことに、レートに 裏切られ続けた私にはじめて春が来た。1年前(1997年)のガイドに 1$=950k とあったのに 今は 1$=4200k、なんと 1/4に落ちている。これでラオス国内はメチャメチャ安くあがる。 (因みにタイバーツは 1B≒5円 → 1B≒3円 と 約6割にしかなっていなかった) 宿は2000k(50円)、 飯は1000〜4000k(25円〜100円)くらいなのでお金が減らない。

で、結局ラオスの印象は・・・というと真に憎めない国であった。 入国後すぐに乗ったバスは発車直後のバックの際 「ガツン」 とかなりの衝撃で 他の車にぶつかったが、バックミラーを睨んだままの 運ちゃんは振りかえりもしなかった。 あちゃこちゃにラ族のガキが チンポ丸出しで泳ぎまわっていて可愛い。水牛は一日中水につかっていてその名に 恥じぬ水牛ぶり、村内には水牛、山羊、ノラ犬、カモ、黒ブタ、 ニワトリ、七面鳥などのファミリーが縦横無尽に歩きまわっており 誰も餌をやらぬので勝手に餌をくって勝手に繁殖して 勝手に眠っている。 動物にも表情があるが、かつて見たどんな 家畜より、この国の彼等は幸せそうだ。

とびます!! とびます!! (*写真右:橋の上から川に飛び込む子供たち シルエットが素敵だ)

激貧のこの国には 電気の来ていない町・村が相当あるが、私の泊った町には 全て電気があった。しかし夜8時頃に必ず集落全体が停電して 朝まで必ずなおらなかった。不思議なことに宿の主人は、停電する数分から 数十分前にどこの宿でも必ずローソクを勧めてくれた。「ありがとう、 でも蛍光灯で充分じゃないか」などと思っていると案の定 停電するのだった。

田舎の町で電話ボックスに入って電話を掛けようとしたら、 この国でテレホンカードは首都ビエンチャンにしか売っていないという。 「ほたら、電話ボックスなんかおくなよ!!」 と思う。 そこからビエンチャンに行くまで、地獄のバスとボートの旅を何時間続けないといけないのか・・・

こんな憎めない国の北部、ラオス最悪と称される道をトラックバス に乗って ルアンナムターに向かった。 LONELY PLANET という オーストラリア のガイドブックにはこう書いてある。

「状態の良い時で10時間、but in rainy season, often impossible」

カラリと晴れ上がった出発当日、 運転手に確認すると今日の予定時間は14、5時間とのことだった。  たった200kmの行程で「そんなにかかるわけがないだろう」 とたかをくくっていたら  実際はそれより遥かに時間がかかってしまった。 

引越と見まごう ほどの満載のトラック、両サイドにあいた猫の額ほどの場所に体を すべりこませる。   つづら折りの未舗装のジャングルを行く。 時には左右の崖に怯えながら、夜は停車で一泊二日。 川には橋なんかいうシャレたものは一切ない。 最初に ヒザくらいの深さで幅2−3mの小川をわたるのを 見た時は「ほお」と思ったが、最後のほうには幅が20m以上で 深さは大人の太ももまである川をジャブジャブ横切ったのにはアキレた。 川だけで十数本、泥の海にはまって1時間以上のスタック3回、対抗のトラック との正面衝突一回、ボディーは何度地面にうちつけられたか数えきれなかった。 とくに正面衝突は、同じバスに乗っていたカナダ人バックパッカーがその夜 むちうちを訴えるほどの衝撃だったが、運転手はお互い下車することさえなく、 笑顔で見つめあった後、何事もなかったように走り去った。



ラオスの子供達は可愛い・・・

モンゴルで出会った子供たちもメチャメチャ可愛かったが、ラオスの子供達は輪をかけて可愛い。 力いっぱい何にもない国だけど子供と動物の笑顔 だけはあふれている。「ぬけるような笑顔」 が好きな人民兵には天国だった。

田舎の村では夕方になると5から10歳くらいの子供たちがどこからともなく出てきて、 一人で小さな屋台を営業していた。 屋台といっても、木の箱を裏返しただけの小さな机に、蝋燭をたてて、その辺の木の実を 並べているだけだ。何処にでも落ちている木の実だが、子供たちがあまりに可愛いので 何度か買ってしまった。指を折って一生懸命お釣りを計算してくれるのがとてもいい感じ。

*** こんな感じの子供がやってます ***

買ってくれる?

カメラを向けると クモの子を散らすように逃げる子供達、目があうと友達の後ろに 隠れる子供達、私の体にそっと触れてみて、あわてて手を引っこめる 子供達、チンポ丸出しの子供達。

毎日こんな奴等と泳いで、泥の投げあいをして いるだけで幸せでニコニコしていた。あまりにニコニコ無防 備にしていたら宿に戻ると最後の百数十$が盗まれていた。

所持金がほとんどなくなってしまった人民兵は、パスポートを売ろうとしたり  生まれて初めて犯罪に手を染めてみたり いろいろ厄介なことに巻き込まれる。


で、ここで人民兵がなにをいいたいかと言うと、旅先では可愛いこどもより自分の荷物を気にしろ、 ということだ








Copyright (C) 2001-2003 人民兵
Any Questions: webmaster@jinminhei.com
初版:2001年11月31日、