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BAロンドン・アイ
(ロンドン・アイのイメージ画像)
テムズ河のほとりにロンドン・アイという巨大観覧車があった。
135メートルの高さからはロンドン市内が一望でき、
その料金の高さ(11.50ポンド=2300円)にもかかわらず、
ロンドンの新名所として人気を博しているらしい。
その下を通りかかって気づいたこと、
一つ一つの観覧車が”デカイ”
なんでも一台に十人以上だか乗ることができて、一日貸切のパーティ(つまりずっと回りっぱなし)ができたり、
BMW社(VWだったかも)が月単位でその箱を貸し切り、その中に新車を入れて展示に使ったという話もその場にいたO嬢が教えてくれた。
ただ、そもそも観覧車というのは「微妙な関係の二人がキスをするかどうかによってその後の展開に大きな変革をもたらす」場所であって、
基本的に男女二人で乗るものだという意識の古い人間である人民兵には、大勢で乗る観覧車が必要なのかわからなかった。
そのアイデアをそのままO嬢に伝えたら「それは人民兵さんだけ」のようなことを言われた。
きっと沖縄出身の彼女は、人生の岐路で観覧車に素敵な男性と乗り合わせる機会がなかったに違いない。きっとそうに違いないと思い込むことにした。
かわず
背広で有名な SAVILE ROW を超えて歩いていくと、ピカデリーサーカス周辺にたどりつく。
たいそう小奇麗なアーケードの商店街が目に入ったので、その中を歩いた。
道幅は狭く、歩行者しか通れないその通路の両側にこれまた高そうな商品が陳列してあるウィンドウが並んでいる。
一つ一つの店はこじんまりと小さく、宝石店やアンティーク・ショップのロレックスやマイセンなどを見つつ、
ふとどの店内にもほとんど客がいないことに気づいた。
平日の昼間でも人通りは多いのだから、やはり値段が高すぎるということなのかと思いきや、
目の前を黒の上下に身を包んだ英国紳士が通り過ぎ、ある店のベルを鳴らした。
すると中から主人が鍵を開けてウヤウやしく出てきて
「いらっしゃいませ」
ほーー そうかい、どうせ買えない客は店に入れてもモノ壊したり万引きするだけで一利もないということかい。
だから君達は鍵をかけて「買う気のある客」しか中に入れないわけかい。
でまあ、写真はそんなショーウィンドウの一つで見つけたとっても高価なカエルさんの置物。
多分ガラスでできてると思う。値段は642ポンド、12万8000円也。
大英博物館
ロンドン最後の朝、全ての荷物をバックパックに詰め込んで安宿を出発。
この日は夕方7時にアイルランドの首都=ダブリンへのバスに乗る予定だったので、
長年の夢だった大英博物館に行くことにする。
ところで『大英博物館』という世界に冠たる大博物館の正式名称が、
"The British Museum" という素朴さを知ったとき少し拍子抜けした。
なんとなくイメージでは "The World Greatest Great Britain Wondeful Museum"
くらいの勢いかと考えてたので無理もない。
遡ることX年前、私が人民大学生物科に所属していた折、
何かのクラスの教授だか助教授だかが、日本の固有種で絶滅してしまったものなどで
標本が大英博物館にしかないものがあって、それを研究するためには渡英しなければならない、
というようなことを言っており、その頃から生きているうちに一度は大英博物館に足を運ばねばならないとずっと思ってきた。
そんな大英博物館に行ける。
地下鉄 Tottenum Court Road 駅を下車し、小雨も微かにぱらつく曇天の中を歩く。
気分がのっているので肩の荷も気にならない。十分ほどして正門の前にたどりついた。
パルテノン神殿
(写真参照:この形式の柱を見るたびにボキャブラリーの足りない私はパルテノン・パルテノンと呟く)
のような柱をバックに写真を一枚撮った。
物価の高いイギリスで嬉しいことに大英博物館は入場無料で写真は館内どこでも撮り放題
博物館や美術館というのは人民兵にとっておしなべて『疲れる』場所だ。
何世紀も昔の壮大な装飾品やら、天才達がその才能と時間を惜しまずに没頭して作成した
絵画・美術品やらの傍にいると、それだけでこちらまで力が入りすぎてしまい、
上野の国立博物館に行ったときなど眩暈がして倒れそうになった。
そんなことを思い出しながら、(あほのための)地球の歩き方をめくると大英博物館の観光にかかる所要時間が約半日と書いてある。
「それは学のない素人さん向けやろう、俺くらいの博学になると見学に何日も何日もかかるでぇ こらもう急いで見んとあかんな」
パスポート再発行で既に昼近くなった時計を見ながら気があせる。
この日でロンドン最後だから12時から5時まで急いで回ったとして半分、
残りの半分はいつか人生の最後に・・・ などと思いながら半ば駆け足で回る。
(写真: とりあえずロゼッタ・ストーンの前で一枚。じっくり見ていたら古代文字が解析できた!!というようなことはなかった)
ミイラの脇を小走りで駆け抜け、ロゼッタ・ストーンを尻目に、モアイ前であわただしく記念撮影、
アジアの展示はあまり時間を割かずに、とそうこうしているうちに
「あれ?これさっき見たぞ」「あら?このとおりはさっきも通ったぞ」というのがどんどん増えてきて気がつけば
2時間で全部見てしまった
ここで人民兵が言いたいのは、語りつくされた観光地=ロンドンでも Sense of Wonder を持っていれば毎日楽しくて仕方ないということだ
〜 ロンドン旅日記 〜
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