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Lest We Forget 忘れないために・・・

たまには・・・北アイルランド観光
Lest We Forget 忘れないために・・・
     


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左の女の子はK-1のマイク・ベルナルドに似ていますが、隣の美少女もよく見るとミルコ・クロコップに似ています
写真:北アイルランドのツアー中に出会った美少女(もちろん右側)
この写真を見て、『あなたにもチェルシー・アゲタイ』というCMを思い出さなかった人は時代に取り残されてます

誰が言ったか『(アホのための)地球の歩き方』イングランド編を参考に旅を続けてきた。 イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという4つの連邦の中で、 ガイドの中の北アイルランドの扱いは一段小さい。 眺めても透かしても「観光客が行くような場所はむしろイギリスの他の地域より安全」 という記述と、世界遺産にも登録されている奇景 ジャイアント・コーズウェイの行き方程度の情報しか書かれていない。 前日の夜のベルファスト危ないところ散歩で、特に何もおきなかったことで、心が少し折れかけた。 日程の都合上、北アイルランドには2泊3日しか滞在できない。 (その意味で言うと人民兵のIRA紀行なんて嘘っぱちですな)

もしベルファストがもはや安全なただの街に過ぎないのなら一日くらい観光に充ててもいいかとも思った。 観光案内所の門を叩き、無愛想な係員が紹介した近郊の日帰りツアー(20ポンド=4000円)に参加することにした。 朝9時15分出発で晩の7時まで、丸一日かけてジャイアンツ・コーズウェイと、 もう一つの見所 Old Bushmills という世界最古のウィスキー工場を見学するというもの。 観光ルートに乗せられるのは癪だったが、写真で見るジャイアンツ・コーズウェイの奇景を見たくて胸が高まった。


The Old Bushmils Distillery


世界最古のウィスキー工場 ツアー最初の目的地はブッシュミルズ蒸留所。 ガイドには「1608年にジェイムス1世によって認可を受けた世界で最古のウィスキー工場」だとある。 入り口の造りからなんとなく商業主義的な場所のように感じたら、案の定そのとおりで、 ウィスキー製造の工程を説明してもらい、グラスに少し試飲させてもらってから 工場直営のグッズ販売店に連れて行かれてツアーは終了した。特に書くべきほどのこともなかったので、 写真だけ数点。 ふとした時誰かに「ああ、あそこ行ったよ」と自慢するためだけに行くような場所。

(写真:世界最古のウィスキー蒸留所=Old BushMills)





世界で8番目に不思議な場所



写真上:七不思議の次、世界で八番目に不思議(!)だというジャイアンツ・コーズウェイの写真

多分”世界不思議発見”とかで特集されてそうな予感がする。 確かに奇景かな奇景かな、海岸線を見渡すかぎり6角形の岩が立ち並んでおり、 一説によると田んぼが乾いたときにできる6角形の模様と同じ理屈でできているのだとか(写真参照) 向こうでもらったパンフレットには

The EITH Wonders of the World

などと書かれている。七不思議には入らないけど、8番目くらいに不思議だということか、 なるほど謙虚でよろしい。



その他にも崩れかけた城やなんやかやと回ってくれたが、 今回強く思ったのは、自然の力で作った観光地というのは意外と退屈するということ。 「ほおおーー!!!」という驚きが2−30秒で消え去り、あとは「海にお魚さんが泳いでないかな」 とか「あの崖のとこに咲いてる花はセリ科だろうか」とか 「向こうにいるアジア人のちょっと可愛いこは日本人だろうか」とか全然関係ないことに感動を求めようとする。  感動という点で言うなら、年に一度くらい目にする真っ赤すぎる夕焼けとかのほうが「ほおおー」 という声が長く漏れるような気がする。

ベルファストに帰ってきたのは夜の7時だった。 4月とはいえ、緯度の高い北アイルランドではまだまだ日は全然沈んでいない。 それでも街は完全に静まりかえり、目抜き通りの商店街はマクドナルドとケンタッキー以外すべてシャッターを下ろしていた。

〜 ベルファストの夜 〜 に続く


   





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初版:2005年08月29日、