☆韓国大統領も夢見た! 玉流館の冷麺の味
☆金日成像に花を捧げ(させられ)ました
北朝鮮の一流レストラン
玉流館で冷麺を食べる
平壌で一番有名なレストラン・玉流館で冷麺を食べた。
平壌一といっても、ホテルの中以外は街に売店・レストラン等いっさい見あたらなかったから、
営業している店舗など殆ど無いような気がするのだが。
そう言えばある時、高層アパート群の下を通っていると
ガイドのミンさんが「このアパートの一階には美容室、医院、食料を扱うスーパーマーケットなどがあって、住んでいる人の生活に必要なものが手にはいるようにな
っています」と言った。
「是非そのスーパーマーケットを見学させて下さい」
と頼んでみると、彼は時計をちらりと見て
「残念ですが六時で閉まってしまいました」と言い切って、急に無口になった。
こちらはその態度を見て、そんなものは存在しなんだろうと思うしかなかった。
平壌で食べた冷麺は黒っぽく、見た目といい食感といい 糸こんにゃくの様だった。
旅の最後にソウルの某有名店でも冷麺をオーダーしたが、ぶっちゃけ大差はなかった。
日本の焼き肉屋で出てくるものの方が旨いように思う。
(*写真右 冷麺を食べる人民兵。食事うんぬんより、こんな汚らしい格好で旅をしていたのか、ということに驚く)
「どんどんおかわりをしてくださいね」とガイドの金さん。
ウェイトレスが目の前で冷麺をチョキチョキとハサミで切ってくれた。
この日はかなり贅沢させてくれたようで、テーブルには朝鮮人参酒のボトルなども並べてくれた。
でもやはり日本人の口に合うものではなく、農沢君も私も一口で辞退した。
何故かレストランの二階で、エジプト大使館のセレモニーが行われているのを横目で見ながら店を出た。
次の目的地はチュチェ思想塔の川向かいにある大同江ホテルだ。
* 韓国の金大中大統領が、韓国大統領として初めて平壌を訪れたときのこと、
記者会見で「昨晩は長い間夢だった玉流感で冷麺を食べることができて、
とても嬉しかった」と言っていた。それを聞いて、人民兵も嬉しかった。
大同江ホテルについて・・・
晩餐を終えて、今日明日と泊まる予定の大同江ホテルに行った。
「二級」ホテルとのことで、特級だった妙香山ホテルよりはかなり落ちる。部屋にはいるとすぐ金さんが来た。
息つく暇もない。「森本さん、電話をおかけになるなら急いで下さい。係りのものが帰ってしまいます」
電話をしたいとは伝えていたが、まだ夜の八時を少し回ったくらいで
まさかこんな時間にせかされるとは思ってもみなかった。
こんな時間に友人達が帰宅しているとは思えない。
「あちら」は日本だ。明日にしようと思っていると、
「係りのものは同じ時間に帰ってしまうし 明日は焼き肉パーティでホテルに戻るのが遅くなるから無理です」 と金さん。
昨日は妙香山ホテルで、国際電話は平壌からしかつながらないと断られたし、なんでこんなに不便なんだ。
「しかたない、コレクトコールで片端からかけてみるか、多少高くても北朝鮮からの電話ならみんな喜ぶだろう」
そう思って金さんに尋ねると
「御免なさい森本さん、コレクトコールをかけられるのは平壌で一カ所しかないんです」
つくづくふざけている。仕方なく料金を聞くと「一分で10ウォン(600円)です」 驚くほど高かった。
貧乏故にさんざん迷ったあげく、思い切ってホテルのビジネスセンターで電話を借りて、
ある人にかけてみた。案の定不在で、留守番電話に一生懸命メッセージを吹き込んでおいたけど、
間近に金さんが聞き耳を立てていたので、へんに緊張して上手く話せなかった。
”回線と現場の二重盗聴かい!!” と思った。
帰国後、その人に一度会って話をしたが、ピョンヤンからの電話の価値をあまり分かってくれていなかった様だ。
寂しい限りである。
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