狼の毛皮を買っちゃいました
狼の毛皮を買った・・・
モンゴルでとあるゲルにお邪魔したときその主人がハンターだった。
狼の死体の前で撮った写真を見て、彼の話を聞いているうちに
「こいつは絶滅するな」
そう確信した。彼の話し振りには、ネイティブアメリカンなどにありがちな
狼に対する畏敬の念は微塵も感じられなかった。 あったのは、家畜を食い荒らす
彼等に対する怒りのみである。 試しに
「毛皮あるか?」と聞くと
「バエフ(ある)」と言って2メートルくらい
の巨大な生皮を取り出してきた。少し気になって値段を聞いた。10000Tg(
トゥグリグ、1円6Tgぐらい)2000円弱、しかし,まだ早いと思い黙ってると5000Tgといってきた。
狼の毛皮が1000円以下で買える。 これは安い!!反射的に財布を出してしまった。
モンゴルの税関は厳しいので中国に入ってから大阪のS君に船便で送った。
衣類でくるんで上手く隠せたので、しばらくすればごく普通に届くものだと思っていた。
しかし、、、
ある日、神戸税関の動物検疫所からS君の家に一本の電話がかかったそうだ。
「ワシントン条約に関する物品が届いています」
「どういったものでしょうか?」
「中国からの小包なんですけど、ま、なんといいましょうか、
おおかみ みたいな感じなんです。」
「あぁ、その話でしたら、本人からの手紙で ”犬の毛皮”
を送ったと聞いているので大丈夫です。 そのままこちらに送ってください」
「そう言われましても・・・」
その後、オオカミ関連の電話が彼の自宅に逐一入り、双方とも埒があかないので
神戸の税関まで足を運ぶことになったそうだ。
で、税関で係員同意のもと、異臭のただようダンボール
を開いてみたそうだ。
周りには物珍しそうに、他の職員たちが集まってきたらしい。
周囲の視線のなか、引っ張りだされた毛皮をみて、青ざめながらも彼はこういったそうだ。
「けっして狼ではないと思います。」
ちなみに私が送った毛皮はこれです。
・・・・・・・・
すいません
友人を裏切るようですが
こら、 どうみてもオオカミやで。
で、人民兵が何を言いたいかというと、
狼の毛皮をバスタオルでくるんで発送して
してやったりとほくそえんでも
そんなものはすぐ見つかってしまうということだ。
決してまねをしないでほしい。
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